心臓病とは、心臓弁膜症、心内膜炎、狭心症、心筋梗塞(しんきんこうそく)、心臓神経症などの病名で呼ばれるもので、心臓に栄養を補給する冠動脈が狭くなったり、詰まる、心臓自身の力が弱まる、心臓の鼓動が不規則になる、などの病気のことです。そして、心臓疾患があると、動悸(どうき)、息切れ、胸痛、むくみ、手足の冷え、めまいや立ち眩み、呼吸困難などの、いろいろな症状が出てきます。 心臓病は、突然発病するのではなく、その前にかなりの長期間にわたり、隠れた時期がありますので、重大な結果を避けるためにも、その時期に適当な治療を行うことが必要です。
心臓病の治療については、外科の範囲が非常に大きいわけですから、そのような点からも、漢方においては、代償機能の回復をはかるということが、療法の目的となります。
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