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薬草を病気・症状から説明した一覧表

病気・症状から説明・薬草・漢方薬一覧表


躁鬱病(そううつ)
循環性精神病、周期性精神病ともいいます。何も原因がないのに、ほがらかで楽天的になり、大きなことをいいたり、また反対に憂鬱(ゆううつ)になって、死にたいといったりするような、気分の変化を主症状とするものを、躁鬱病といいます。ほがらかな状態を繰り返すのを躁病(そう)、憂鬱な状態ばかりを繰り返すのをうつ病といいます。

原因は、はっきりとしませんが、遺伝的素質の認められる人に、ある環境が作用して病気が展開されると考えられています。夫が死亡したり、失恋をしたり、選挙に落選したなどの精神的な動揺があったとき、あるいは逆に、会社で昇進したとか、肩の重荷をおろしたときなどに誘発されることが多いとされています。

この病気を予防することは現在のところは困難ですが、必ず治る病気ですから、根気よく養生することが大切です。なお、うつ病は精神病のなかでももっとも自殺の多い病気ですので、家族やまわりの人は目を離さないように十分注意をする必要があります。



「躁鬱病(そううつ)」 (民間薬)
           
薬用植物名 採集時期 成分 薬効 用法説明
イチョウ
新葉(5〜6月)
フラボノイド・ギンコライド・テルペン
コレステロール低下・痴呆症・ボケ・動脈硬化・高血圧・更年期障害・アレルギー・老化防止・糖尿病
@初夏の新葉を採取(葉が一番勢いのある時)A水洗いしてゴミなどを落としてから乾燥するB陰干しして乾燥してから、日干しにして完全に乾燥させて手で握って、パリパリの状態にする。C1日大さじ1杯のイチョウを0.5リットルの水で5分程度に煮出して飲用。
トチュウ
樹皮・4〜5月(15年以上の幹の太い木)
乳液グッタペルカ・ピノレジノール・ジグルコサイド・イリドイド・アルカロイド
抗癌・制がん作用・肥満・老化防止・高血圧・肝臓・滋養強壮・生殖機能衰退
@15年以上の幹の太いもの、4〜5月ころ樹皮を剥ぎ取り、最外層のコルク層を取り除き、天日で乾燥する。A1日量15〜20グラムを水適量で煎じて飲用。Bまたは、お茶のようにお湯を注いで飲用。




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