柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)
適応症 小児腺病体質 肺門リンパ腺炎 頸部リンパ腺炎 へんとう腺肥大 慢性胃腸病 慢性湿疹(くさ) 神経症
             
             
目標 虚弱体質、腺病体質、貧血症など抵抗力の減弱したものに伴う諸症に応用します。

 

構成 柴胡(さいこ):2 当帰(とうき):1 芍薬(しゃくやく):1 川弓(せんきゅう):1 地黄(じおう):1
黄蓮(おうれん):1 黄今(おうごん):1 黄柏(おうばく):1 山梔子(さんしし):1 連翹(れんぎょう):1
桔梗(ききょう):1 牛蒡子(ごぼうし):1 括楼根(かろうこん):1 薄荷葉(はっかよう):1 甘草(かんぞう):1.5
         
         
備考 本方は、小建中湯(しょうけんちゅうとう)「胃腸虚弱型」や小柴胡湯(しょうさいことう)「呼吸器型」とともに、小児の虚弱体質の改善に用いる薬方の一つです。

本方は、結核性疾患にかかりやすい小児腺病体質者に用います。体格は痩せ型で、肉づきは筋ばっており、胸が狭く、腹壁の緊張が見られ、皮膚は浅黒いか青白く、乾燥してくすんで見え、また眼はパッチリとして青味があり、癇癖が強く、神経質傾向が強い特徴があります。

 


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