血尿は、血液の多少、新しい出血か古い出血かなど血液の混じり方によって、色調が異なります。いずれも透明なのが普通ですが、病巣からの膿(うみ)や粘膜、細菌などが混じると濁ることもあり、組織のくずれたものが混入すると、小さな塊の混じった混濁を呈すこともあります。 血尿には、その原因となる病気により、排尿の初めにだけ出る場合、排尿の終わりに出る場合、排尿の初めから終わりまで出る場合の三通りがありますが、まず、血尿に気づいたら専門家の診療を受け、どこからの出血かを確かめ、原因となる病気を治療することが必要になります。
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