腸癰湯(ちょうようとう)
適応症 虫垂炎 卵巣炎 移動性盲腸 腹膜炎 月経痛 子宮内膜炎膣炎(ちつえん)  
             
             
目標 盲腸部に急性または慢性の痛みがあったり、または、月経痛などを自覚するもの。

 

構成 よく苡仁(よくいにん):9 瓜子(かし):6 桃仁(とうにん):5 牡丹皮(ぼたんぴ):4  
         
         
備考 本方は、大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)とともに、虫垂炎に用います。大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)は炎症症状が著しく体力が充実しているときに用いますが、大黄牡丹皮湯で下痢をした場合や、体力が衰えたり慢性化した場合、あるいは、元来虚弱な体質の人で便秘症状のない場合には本方を用います。

 

 


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