浮腫の著しい急性腎炎、ネフローゼあるいは四肢関節の腫張・疼痛(とうつう)の激しいリューマチ、関節炎、また炎症症状が強く分泌物の多い湿疹などに用いられます。比較的体力のある人であれば、慢性症状にも適用できますが虚弱体質や衰弱した人には不適です。 浮腫むくみ(浮腫・水腫)やのどの渇きがそれほどでもないときには、五苓散(ごれいさん)を用います。感冒後の浮腫には、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が、また心不全などによる呼吸困難を伴う浮腫には、木防已湯(もくぼういとう)が適します。
夜尿症に用いる場合は、栄養状態のよい比較的体力のある小児で、ぐっすり熟睡して夜尿するものに使用します。虚弱児の夜尿には小建中湯(しょうけんちゅうとう)を用います。
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