紫斑病(しはん)とは、皮下に紫色の出血斑のできる病気の総称であり、がんや白血病、敗血症などに合併してくるもの、まれに先天性のもの、原因が明らかでない突発性のものなどがあります。 紫斑病には、おもにアレルギーが要因とされる血管性紫斑病、いろいろな病気や薬物などが原因となる、血小板減少性紫斑病、血漿蛋白(けっしょうたんぱく)の異常や凝結因子の欠乏などが原因となるものがあります。
これらを、治療するには、原病や原因を除去したり治すことが第一であり、圧迫したり、うっ血を起こすようなことは避けて、打撲や外傷などを受けないように注意をしなければなりません。
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