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薬草を病気・症状から説明した一覧表

病気・症状から説明・薬草・漢方薬一覧表


気管支炎(気管支カタル)
気管支炎には、ウイルス等による急性気管支炎と慢性気管支炎とがありますが、かぜがこじれて、急性気管支炎から慢性気管支炎に移行するものもあり、最初から慢性のかたちをとるものもあります。

慢性気管支炎が長引くと、気管支拡張症、腐敗性気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)、気管支結核など、治りの悪い余病を起こすことがありますので、早いうちに治療することが大切です。

慢性気管支炎は熱が無く、咳(せき)と痰(たん)ですが、病状が進行すると呼吸困難を起こすことになります。治療する漢方の処方は、非常に多くありますが、適するものを選び出すことは難しいので、漢方の専門家と相談して慎重に服用するようにします。



薬用植物名 採集時期 成分 薬効 用法説明
アマチャズル
茎葉(8〜9月)
サポニン(配糖体)
ストレス・胃潰瘍・動脈硬化・リウマチ・神経痛・強壮
@8月から9月の晴天の日を選んで、茎葉を下葉1枚から2枚程度を残して刈り取ります。A水洗いして、泥やゴミを除き少しずつ束ねて、つるして水をきります。B2〜3センチ位に刻んで、天日でよく乾燥させます。C乾燥した葉2〜5グラムに水約1リットルを入れて番茶のように煮出して飲用。
イカリソウ
茎葉(5〜6月)
配糖体エピメジン・イカリン・マグノフリン
神経衰弱・健忘症・強壮強精・更年期
@地上部を切取り、水洗いして乾燥A1日量8〜10グラムを0.5リットルの水で半量まで煮詰めるB3回に分けて食間に飲用。Cまたは、お茶のようにお湯を注いで飲用。
シソ
葉(6〜7月)
抗ヒスタミン成分・シアジン・カロチン
アトピー・皮膚炎・ぜんそく・健胃・解毒
@アカジソの葉は6〜7月の開花前に採取A半日程度日干しB風通しの良い場所で陰干しC1日量5〜10グラムに水0.4リットルを加えて、半量まで煮出して飲用。Dお茶のようにお湯を注いで飲用。
シソの薬湯は、皮膚病・アトピー治療にも使用される。




薬草の用い方は「健康を維持するための薬草・用法から」薬草販売・健康補助食品の各コンテンツをご覧ください。
「気管支炎(気管支カタル)」(漢方薬)
華蓋散(かがいさん) 桂姜棗草黄辛附湯(けいきょうそうそうおうしんぷとう) 桂枝加厚朴杏仁湯(けいしかこうぼくきょうにんとう) 桂枝麻黄各半湯(けいしまおうかくはんとう)
柴陥湯(さいかんとう) 滋陰降下湯(じいんこうかとう) 炙甘草湯(しゃかんぞうとう) 小柴胡湯(しょうさいことう)
小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 神秘湯(しんぴとう) 清肺湯(せいはいとう) 続名湯(ぞくめいとう)
大青竜湯(だいせいりゅうとう) 竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう) 竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう) 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) 変製心気飲(へんせいしんきいん) 麻黄湯(まおうとう) 麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう) 苓甘姜味辛夏仁湯(りょうかんきょうみしんげにんとう)    

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