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レモングラス       （イネ科オガルカヤ属：多年草：草丈 ～150センチ：花期 ～　月）

薬効
血圧降下
分布生育場所

科名：イネ科/属名：オガルカヤ属
和名：-/別名：レモンソウ/学名：Cymbopogon citratus
インド南部～スリランカの原産、日本の沖縄など世界の熱帯地方で栽培


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見分け方・特徴

高さ100～150センチになるススキに似た大型の多年草
葉は線形幅約1.5センチ、長さ約50センチ、ススキのように叢生する
花の開花は少ないが、茎の上部の葉鞘の束生した場所に50～70センチの大型の偽円錐花序をつける
花序は小さく2個づつ対になり葉状苞に包まれ、小穂は約4ミリ、黄緑で紫褐色の斑がある

　
採集と調整
随時葉を採取して用いる
乾燥する場合は、葉を刻み陰干しして乾燥する

　
薬効・用い方
有効成分は、シトラール（約70％）、シトロネラールを主成分とする揮発油を含有

脳血栓、脳梗塞、心筋梗塞の予防には、刻んで陰干しにした葉を、お茶のように熱湯をそそいで飲用する
生の葉はそのまま熱湯で健康飲料として飲用する。消化不良や胃と腸の筋肉を弛緩して痙攣の和ら出る
レモングラスの、茎や葉を水蒸気蒸留で抽出した、レモングラス油はシトラール50～80％を含む
レモングラス油は、石鹸、合成香料などに利用され、スミレに似た香りのヨノンを合成してバイオレット系の香料に使う
レモングラス油を希釈して、痛みや関節炎に外用する
インドでは葉を、健康飲料や月経不順、食欲不振に
中国では全草を薬用にして、風邪の頭痛、胃痛、関節疼痛に
その他
名の由来は、葉にレモン様の芳香があることから
日本には大正の初期に渡来して、葉のレモン様の芳香からレモンガヤと呼ばれた

葉はスープやカレーの芳香つけにつかう

　
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Photo Masayuki Tsuno
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