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エゴノキ (エゴノキ科エゴノキ属:落葉小高木:樹高 〜10メートル:花期 〜6月)
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薬効 |
洗剤 |
小魚取り |
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分布生育場所 |
科名:エゴノキ科/属名:エゴノキ属 和名:-/別名:チシャノキ/学名:Styrax japonica
北海道日高地方、本州、四国、九州、沖縄の雑木林、小川のほとりなどに自生
朝鮮半島、中国に分布
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見分け方・特徴
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北海道日高地方〜沖縄などの雑木林、小川のほとりなどに普通に見られる落葉小高木
樹皮は暗紫褐色〜淡黒色でなめらか、老木になると浅く縦に裂ける
葉は互生、長さ4〜8センチ、幅2〜4センチ、卵形、先端は尖り葉縁には浅鋸歯があり、葉裏には星状毛があるがあとに落ちる
花は5〜6月、新枝の先に1〜6個、花枝2〜3センチに白花を下げる。花は花冠直径約2.5センチ、5深裂、雄しべ10本、長い雌しべ1本がある
果実は刮ハ、長さ約1センチ、8〜9月頃熟すと縦に割れて1個褐色の種子があり、ヤマガラの好物
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採集と調整
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8月頃に種子を集めて果皮を洗剤にしたが果実は有毒
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薬効・用い方
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エゴノキの果皮にエゴサポニンを含み、果皮を入れた水で洗濯すると泡がたって汚れがとれる
未熟果皮の汁を小川に流すとエゴサポニンで小魚が中毒を起こして浮き上がる
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その他 |
名の由来は、果実が有毒でえぐみがあることからエゴノキの名になったという
また、チシャノキは、野菜キク科のチサ(チシャ)の花の咲くころに、エゴノキの花が咲くからという
本草網目啓蒙(ほんぞうこうもくけいもう/1803)にはエゴノキを「チサノキと呼び、俗にチシャノキ。ロクロギは紀州、チナエは石州、エゴは江戸、サボンは加州、ボトボトノキは越前」などの方言をあげている
エゴノキの材は白く粘り気があり細工しやすいために、ろくろ細工に利用される
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Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
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