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タマガワホトギス     　 （ユリ科ホトトギス属：多年草：草丈 ～100センチ：花期 ～8月）

薬効
食用 山菜
　
分布生育場所

科名：ユリ科/属名：ホトトギス属
和名：玉川杜鵑/学名：Tricyrtis latifolia
北海道、本州、四国、九州の山地～深山の渓谷や沢沿いなどの湿った場所

本州、四国、九州の山林の中などあまり日のあたらない場所に自生するユリ科ホトトギス属ヤマジノホトトギス（山路の杜鵑草）
ユリ科ホトトギス属ホトトギス（杜鵑草）

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見分け方・特徴

高さ30～100センチになる多年草
茎はほとんどが斜めに延び、葉は互生、広楕円形長さ3～6センチ、茎が突き抜けるようにつく
茎葉ともに、美しい緑色で目立つ
花は、7月～8月頃に茎頂に数個の黄色の美しい花を散房花序につける
花びら6枚、内側に紫褐色の斑点が多数つき、花びらの基部の外側に距（きょ）がつく
種子は、扁平で約2ミリ
採集と調整
5月～6月頃の、若芽、若葉を採取
薬効・用い方
若葉は、薄く衣をつけて天ぷら、汁の実に 塩を入れた熱湯で茹でて、さらして、糸がつおと醤油味、辛しマヨネーズ、和え物、おひたし、油いためにして食べる


その他
名の由来は、京都府綴喜郡（つづき）井手町には、玉川（たまがわ）という小さな川が流れている
玉川は、木津川と合流する川で、古くから、ヤマブキの名所として知られている
タマガワホトトギスの命名者？は、黄色のヤマブキにたとえて、玉川（たまがわ）ホトトギスの名をつけたという

また、ホトトギスは、鳥のホトトギスからで、紫の斑点をホトトギスに見立てたという
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Photo Masayuki Tsuno
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