|
|
|
|
|
 |
 |
 |
 |
薬草などの説明は、「医薬品医療機器等法」の範囲で対応しておりますが、不適切な表現などがある場合には、下記宛てにご連絡をお願い致します。 |
【注意事項】 各薬草ホームページの薬草コンテンツの説明・効能・用法などの説明は、薬理実験及び一般的な民間薬としての説明であり、「イー薬草・ドット・コム」などが保障するものでは、ありません。 |
【薬草参考文献】 水野瑞夫/家庭の民間薬・漢方薬、一般社団法人和ハーブ協会/和ハーブ図鑑、A・シエヴァリエ/世界薬用植物百科事典、牧野富太郎/日本植物図鑑、原色高山植物大図鑑、原色日本薬用植物図鑑、原色日本樹木図鑑、伊澤一男/薬用カラー大事典、橋本郁三/食べられる野生植物大事典、田中孝治/薬になる植物百科、水野瑞夫/食効、所鳳弘/薬草染、山渓/日本の野草・樹木・高山植物、山渓/樹に咲く花1・2・5・8、山渓/野草の名前春・夏・秋冬、木の大百科、木の名の由来、植物名の由来、園芸植物名の由来、草木染、続草木染
|
●当サイトはリンクフリーです。
●画像・文章等、当サイトの情報は著作権上無断で使用・引用できません。必ずお問い合わせください。
【監修】一般社団法人 和ハーブ協会 |
| |
オニドコロ
(ヤマイモ科ヤマイモ属:蔓性多年草:草丈 ~ センチ:花期 7~8月)
|
薬効
|
有毒
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
分布生育場所 |
科名:ヤマイモ科/属名:ヤマイモ属 和名:鬼野老/別名:トコロ/生薬名:菟薢(ひかい)/学名:Dioscorea tokoro
日本全土の山地、やぶ地など、別名としてトコロと呼ぶ
(←拡大画像はクリックします)
|
見分け方・特徴
|
雌雄異株のつる性の多年草でヤマノイモに似る
地下の根茎は太く長く伸びてひげ根を出す
地上に伸びる茎は右巻きのつるを出し、木に絡みつき生長する
葉は、柄があり互生で心臓形、先端は尖る
花は、7~8月雄株には葉脈から2~3個の淡黄緑色の花穂を出す、雌株は葉脈から細長い花穂が垂れ下って咲く
果実は、さく果で垂れ下った花穂に数珠のように並び3個の翼あり目立つ
|
採集と調整
|
昔は、根茎や全草を遺尿、捕魚に用いたという、根茎の生薬名を菟薢(ひかい)という
|
薬効・用い方
|
根茎を10~12月ころ掘り取り、茹でてから水に良くさらして苦味を抜き、皮を剥いて食べたり、煮物にして食べた
有毒部位:根茎、全草
有毒成分:ジオスシンほか溶血成分
中毒症状:胃腸の炎症、喉の炎症など
昔は、根茎を砕いて川に流して魚を採ったという。有毒などで食べないこと
救荒植物として知られていて食料の少ない時代に食べた
|
その他 |
名の由来は、「倭名抄(わみょうしょう)平安時代初期」には、太い根茎が海老(えび)のように曲がり、根茎から出る細根が老人の髭(ひげ)のように見えることから、海の老人の海老(えび)にたとえて、野の老人に見たたて野老(ところ)の名になった
野老(ところ)は、古くは「土古呂」、「都古侶」と書き「所領(ところ)」の意味があり、「所領(ところ)」すなわち領地(りょうち)の安堵を願って野老(ところ)を正月に飾ったという
古くから正月飾りには、ダイダイ、ユズリハ、ウラジロなどとともに飾り長寿を祝ったという
|
左上 をクリックするとメインページへ戻ります。
|
Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan |
|