薬草などの説明は、「医薬品医療機器等法」の範囲で対応しておりますが、不適切な表現などがある場合には、下記宛てにご連絡をお願い致します。
【注意事項】
各薬草ホームページの薬草コンテンツの説明・効能・用法などの説明は、薬理実験及び一般的な民間薬としての説明であり、「イー薬草・ドット・コム」などが保障するものでは、ありません。
【薬草参考文献】
水野瑞夫/家庭の民間薬・漢方薬、一般社団法人和ハーブ協会/和ハーブ図鑑、A･シエヴァリエ/世界薬用植物百科事典、牧野富太郎/日本植物図鑑、原色高山植物大図鑑、原色日本薬用植物図鑑、原色日本樹木図鑑、伊澤一男/薬用カラー大事典、橋本郁三/食べられる野生植物大事典、田中孝治/薬になる植物百科、水野瑞夫/食効、所鳳弘/薬草染、山渓/日本の野草・樹木・高山植物、山渓/樹に咲く花1･2･5･8、山渓/野草の名前春･夏･秋冬、木の大百科、木の名の由来、植物名の由来、園芸植物名の由来、草木染、続草木染
●当サイトはリンクフリーです。
●画像・文章等、当サイトの情報は著作権上無断で使用・引用できません。必ずお問い合わせください。
【監修】一般社団法人 和ハーブ協会
 

ヒルガオ    （ヒルガオ科ヒルガオ属：つる性多年草：草丈 ～ センチ：花期 ～8月）

薬効
利尿 疲労回復 糖尿病 虫刺され 切り傷 食用
分布生育場所

科名：ヒルガオ科/属名：ヒルガオ属
和名：昼顔/生薬名：旋花（せんか）/学名：Calystegia japonica
日本全土の日当たりの良い道端、野原、土手

日本全土の市街地の近辺に自生する/ヒルガオ科ヒルガオ属セイヨウヒルガオ
日本全土の海岸の砂地に自生する/ヒルガオ科ヒルガオ属ハマヒルガオ

（←拡大画像はクリックします）

見分け方・特徴

アサガオに似た花をつけるつる性多年草で日本全土の日当たりの良い道端、野原、土手などに自生
白い地下茎を伸ばして四方に繁殖する、茎は長く伸びて他の物に左巻きに巻きつく
茎にはかすかな毛があり、葉は、長い柄があり互生、やじり型で先端が少し尖る
花は、７～８月に葉脈から長い柄を出して、アサガオに似た淡紅色の５センチ程の漏斗形の花をつける、花は午前中に開き夕方には閉じる
まれに、球形の果実ができる

採集と調整
開花期の全草を採取して天日で乾燥して裁断します。これを生薬で旋花（せんか）という

薬効・用い方
利尿、疲労回復、強壮強精には、乾燥した全草を１回２～３グラム、水０．２リットルで煎じて服用する
糖尿病、利尿などには、乾燥した全草１日量１０～２０グラムを水０．５リットルで半量まで煎じて、３回に分けて服用する
膀胱炎、利尿には、乾燥した根１０グラムを水０．４リットルで半量まで煎じて、３回に分けて服用する

虫刺され、切り傷などには、生の葉を絞り、汁を患部に塗布する

若葉、若い茎は、茹でて水にさらしてから、おひたし、和え物、油いため、汁の実にする
花は、生でサラダ、天ぷら、酢を入れた熱湯で茹でて、酢のもの、椀だねにする
その他
名の由来は、朝咲いて夕方閉じることから、昼間花が咲いているので、ヒルガオの名になった

また、市街地の近辺には、ヒルガオに似た葉の先が丸いセイヨウヒルガオも多く自生する
左上イー薬草・ドット・コム・安心安全の健康食品のネット販売をクリックするとメインページへ戻ります。
Photo Masayuki Tsuno
E-yakusou.com 2-6-2,sakaihigashi,nishi-ku,Niigata-shi,950-2041,Japan