ウメモドキ       　　　　 （モチノキ科モチノキ属：落葉低木：樹高 〜3メートル：花期 〜6月）

科名：モチノキ科/属名：モチノキ属
和名：梅擬/学名：Ilex serrata

2009/10/29 新潟市（旧新津市）
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本州、四国、九州の湿地、湿気の多い落葉広葉樹林内に自生する雌雄異種・日本固有種

モチノキ科モチノキ属モチノキ（黐の木）
モチノキ科モチノキ属クロガネモチ（黒鉄黐）
モチノキ科モチノキ属ソヨゴ（冬青）
モチノキ科モチノキ属アカミノイヌツゲ（赤実の犬黄楊）


高さ2〜3メートルになる雌雄異株の落葉低木
樹皮は灰褐色、枝は暗褐色
葉は互生、楕円形〜卵状長楕円形、長さ3〜8センチ、幅1.5〜3センチ、葉縁は細かい鋭い鋸歯がある
花は6月頃、本年枝の葉腋に淡紫色の小花を付け、花序の軸が短く花が枝に束生しているように見える
雄花序は5〜20個、雌花序には2〜4個花がつき、直径3〜4ミリ、花弁4〜5個、がく片4〜5個、雄花には雄しべ4〜5個と退化した雌しべがあり、雌花には退化した雄しべがある
果実は核果、直径約5ミリの球形、10〜11月頃、紅色に熟し落葉後も残り美しい
中に4〜5個の3角状楕円形、約2ミリの核が入っている

名の由来は、葉が梅（ウメ）の葉に似ていることから、梅擬（ウメモドキ）の名になったという