ラショウモンカズラ 　　 （シソ科ラショウモンカズラ属：多年草：草丈 〜30センチ：花期 〜5月）

科名：シソ科/属名：ラショウモンカズラ属
和名：羅生門葛/学名：Meehania urticifolia

2008/05/18 新潟県上川村
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本州、四国、九州の山地の林内など

山地の林の中などに比較的群生する多年草
茎は全体に毛があり四角形で地上を這い新しい根を出す
葉は対生、長い柄がありハート形、長さ2〜4センチ、幅1〜3センチ
花は、4〜6月、花茎を20〜30センチ伸ばして一方向に横向きにまばらにつける
色は紫色の筒形、長さ4〜5センチ、先は唇形で下唇の先端部は白く紫色の斑点がある

名の由来は、花の形を羅生門（らしょうもん）で渡辺綱（わたなべのつな）が斬ったという鬼の腕（うで）に見立てた
昔、平安京の二重閣の瓦屋根造りの建物があり、そこに鬼が住み着いていて、朱雀大路の南側の端にあった平安京の正門を羅生門（らしょうもん）と呼んだ
その鬼（おに）は、夜な夜な悪さをして人々を困らせていた。
そこで、鬼を退治して腕（うで）を斬りおとした武将が、平安中期の源頼光（みなものよりみつ）の家臣の渡辺綱（わたなべのつな）である